シンポジウムのお知らせ
昨夜パリから熊本に戻ってきました。帰りの機内で東京の気温が29℃と言っていたので、相当覚悟をして空港に降り立ったのですが、思っていたよりかは涼しくなっているように感じました。熊本もそうで、ぎらぎらするような日射しが無くなっていて、助かります。でも9月半ばで29℃というのは、やはり尋常でないことには変わりはありません。
さて、直前になりましたが、シンポジウムのお知らせです。
シンポジウム 「2010年、いま戦後引揚げを問う−帝国崩壊と戦後東アジア社会−」
日時 2010年9月18日(土)午後1時〜5時30分
会場 九州大学 国際ホール(箱崎キャンパス)
【プ ロ グ ラ ム】
挨拶(13:05〜13:15)
2010年、いま戦後引揚げの意味を問う 蘭 信三(上智大学)
第1部 ひとびとは引揚げをどう生きたか(13:15〜14:45)
「南朝鮮」からの引揚げ 熊谷佳子(引揚体験者)
水子地蔵への想い 村石正子(引揚体験者)
「北朝鮮」からの引揚げ 山本千恵子(引揚体験者)
第1部質疑(14:45〜15:00)
第2部 帝国崩壊と戦後東アジア社会の再構築(15:15〜16:30)
「在日朝鮮人」の戦後−朝鮮への帰還、日本への定着
金 静媛(在日朝鮮人二世)
「密航」が繋ぐもの−戦後大阪在日朝鮮人史の一側面 福本 拓(三重大学)
帝国崩壊と戦後東アジア社会の再構築 蘭 信三(上智大学)
第3部 総合討論(16:30〜17:00+α)
閉会 松浦雄介(熊本大学)
主催 「帝国崩壊後の人口移動と社会統合」研究会
共催 引揚げ港・博多を考える集い
参加無料、下記までお問い合わせ下さい。
【シンポジウム事務局】〒102-8554東京都千代田区紀尾井町7-1
ロッテルダム、1940年5月14日のあと