研究会のお知らせ

１２月１９日に研究会「第６回　熊本大学大学院フィールドリサーチセミナー」が行われます。文化人類学者を中心に、倫理学者や生態人類学者が集まり、「自然と文化のインターフェイス」という共通テーマで研究報告されるのですが、なりゆきでこの研究会の司会をすることになりました。公開研究会ですので、関心のある方は気軽にお越しください。
http://www.let.kumamoto-u.ac.jp/ihs/soc/anthropology/activity091109.html

人類学における「自然と文化のインターフェイス」といえば、先日レヴィ=ストロースが亡くなりました。構造主義やポスト構造主義の代表的な思想家たちが次々に亡くなっていった後もただ一人黙々と生き続け、なんだかもう永遠に死なないんじゃないか、という気にもなっていましたが、一世紀以上を生きた彼の生にも、ついに終りがやってきました（享年１０１歳）。彼の思想や研究を今日どのように考えるかということも、研究会のなかで話題になることでしょう。