調査実習@山都町
18日から21日まで、調査実習で山都町に行ってきました。出発の日がちょうど台風直撃の日で、どうなることかと思いましたが、雨・風ともにたいしたことはなく、むしろ気温が下がったので調査がしやすくなりました。快晴だったら炎天下の中、歩き回らないといけなくなっていたので、結果的には良かったです。でも三日目の午後からはかなり快晴になり、暑かったですが(写真参照:ちなみにこの橋は山都町の観光名所・通潤橋)。
山都町は熊本市の東、宮崎県との県境にあり、九州全体で見るとちょうど中央辺りに位置し、「九州のへそ」とも言われます。2005年に矢部町・清和村・蘇陽町が合併してできた町なので、なにしろ面積がとても大きい。県内では天草市、八代市に次いで三番目の広さです。信号がほとんどないにもかかわらず、町内の端から端まで一時間かかるので、学生を別の調査地点に移すのも一苦労でした。
そんな調査実習がとにかくも無事に終わったのは、何よりもTさんをはじめとして、役場の方々が休日返上で献身的なサポートをしてくださったから。みなさんどうもありがとうございました。それから、調査にご協力いただいた山都町のみなさん、ありがとうございました。
学生たちは、一日目は調査がまったくはかどらず、半日かけて一、二件といったペースで、とうてい最終日までにノルマが達成できそうになくって、みんな青い顔をしていましたが、日を追うごとに調査に慣れてペースも速くなり、それにつれて自信を深めていったようでした。こういう変化が如実に見て取れるのが、調査実習の面白さの一つです。
でも宿に戻ってからは、みんな高校生と化していました(とくに男子学生)。